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マジックの販売について
マジックの商品の販売は、普通の商品の販売とは少し違います。資本主義社会では基本的に大量生産をもとにして物の値段を下げて大量生産してきました。普通の商品では世の中に大量に生産がでまわっても、その商品そのものの機能は下がりません。テレビが世の中に大量に出回っても、テレビはちゃんと受信できます。(テレビ本体の価値は下がるかもしれませんが…)
ところが、マジックでの商品が世の中に大量に出回ると、手品自体を実演できなくなってしまいます。仮に日本国民全員がある商品のタネをしってしまえば、そのマジックを見せる相手が日本国内には唯一人としていなくなってしまうのです。これではその商品はマジックとしての価値は0になったも同然です。今でも、低価格で非常に不思議な現象が簡単に実演できるため、大量販売された商品がいくつかありますが、こういった商品をプロマジシャンは誰もレパートリーには加えません。それは、これらのマジックが簡単な為ではなく、道具を出してきた瞬間に「あっ!それ知っている!!」といわれる確立が高い為です。そういった商品がこれ程売れていなければ、その効果の高さから、レパートリーに加えているプロのマジシャンが必ずいたと思います。
このような状況があるため、マジックはただ単に安くすればよいというわけにはいきません。
プロが現在使用しているようなネタを安く大量に売ることは、色々と問題があります。ですから、マジックの商品には、その製造原価にそのマジック自体の効果がアイディアの素晴らしさなどの価値がプラスされています。
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