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  石田天海賞


 石田天海賞は1968年から始まり、1997年の第30回石田天海賞パーティを最後にピリオドを打たれました。石田天海賞が発足した1960年代、日本奇術界は急速に発展していましたが、その発展の基礎になったものは、殆んどが、欧米から輸入された、書籍やネタによるものであって、日本人独自の力で開拓したものではありませんでした。
世界で活躍し帰国された石田天海氏は「日本ではオリジナルが大切にされていないこと」「外国のネタをいち早く伝える人が、もっとも進歩的に考えられ、そのコピーを多くの奇術家が追随して知的所有権に対する考えがないこと」を嘆き、「このままでは日本はやがて世界から多くの非難を浴びるようになるかもしれない」ということを心配しておられました。
そこで風呂田政利氏が発起人となり(オリジナルを尊重し、オリジナルを創ることをすすめる)という目的で「石田天海賞」が誕生しました。
 後半は、日本奇術界も大きく変化しオリジナルを考える人も増えてきて、状況が変わってきたために選考対象も最初の頃とは違ってきたようです。
 このように日本奇術界に多大な貢献をされてきた御二人ですが、石田天海氏が1972年に風呂田政利氏が2003年にお亡くなりになりました。御二人のご冥福をお祈りします。

受賞者
第1回
1968年

林 伯民

第2回
1969年

厚川 昌男

第3回
1970年

該当者なし

第4回
1971年

赤松 洋一

第5回
1972年

気賀 康夫

第6回
1973年

沢 浩

第7回
1974年

該当者なし

第8回
1975年

島田 晴夫

第9回
1976年

該当者なし

第10回
1977年

菅原 茂

第11回
1978年

該当者なし

第12回
1979年

松田 道弘

第13回
1980年

該当者なし

第14回
1981年

小野坂 東

第15回
1982年

真田 豊実

第16回
1983年

該当者なし

第17回
1984年

二川 滋夫

第18回
1985年

山本 慶一

第19回
1986年

近藤 博

第20回
1987年

該当者なし

第21回
1988年

フィル・ゴールドスティン

第22回
1989年

該当者なし

第23回
1990年

プリンセス・テンコー

第24回
1991年

加藤 英夫

第25回
1992年

トニー・ビナレリ

第26回
1993年

ヒロ・サカイ

第27回
1994年

鈴木 徹

第28回
1995年

該当者なし

第29回
1996年

下村 知行

第30回
1997年

該当者なし


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